Revival Legend の世界

〜虚空の星と大地の英雄〜

北の暗黒の空に浮かぶ、ただ一つの光がある。
それを人は”虚空の星”と呼んだ――。

星はその輝きが満ち足りた時、
大地に一筋の光を降らせた。
それは恵みか災いか・・・。

光は人に星の力を与え
一人の王者を生み出した。

しかし、人の性がそうさせるのか、
王者は必ずや悪の王と化し、
大地に生きる民に牙を剥いた。

人々が嘆き苦しむ時
大地は一人の若者に力を与え
悪の王と戦う英雄を民にもたらした。

英雄は民と共に悪の王に戦いを挑んだ。
どちらも勝敗を譲る事は無く
激しい戦火が大地を満たし続けるのだった。

そして長い年月の末
英雄と悪の王は共に消え去り
再び大地に平穏が戻るのだという。

果たして”虚空の星”の輝きが
これまで何度満ちたかは知れない。

しかし、そのたびに世界は変動をむかえ、
幾多の勇者が生まれていった、と・・・

そんな言い伝えの残る世界があった。